ここでは、お墓を建てるに際して、最低限必要な知識と基本的な情報をご案内いたします。
お墓を建てる際の大まかな手順は、以下の通りです。
手順と言っても必ずしもこの順番通りというわけではなく、必要な手続きの一般的な流れとしてご理解願います。
1.情報の収集
ネット等の情報検索、
霊園見学などを行い実際自分の目で立地環境、アクセス等を確認します。
2.霊園選定
各種諸条件、環境等を確認し選定します。
3.墓所申込
区画・建墓場所決定します。申し込み手続きを行います。
4.永代使用料のお支払い
永代使用料・管理料等をお支払いいただきます。墓地使用許可証を交付いたします。
8.施工
施工期間は、石の種類、加工方法、デザイン等によっても異なりますが、発注から約2ヶ月程要します。
7.発注
お墓に刻む彫刻が決まり次第、石の加工を開始します。
6.お墓の選定・契約
お墓の形、石の種類を選定し、石材店と契約をします。
契約後に着手金をお支払いいただきます。
5.石材店の選定
石材店を選定して、図面作成・見積依頼を行います。
9.引渡し
お客様によるお引渡し確認後、残金をお支払いいただきます。
10.納骨手続申請書の提出
納骨には、埋葬許可証等を墓地又は納骨堂の管理者に事前にご提出いただきます。
11.納骨
お客様への引き渡し後、開眼供法要を行い石材店が納骨します。
12.アフターケア
納骨後も定期メンテナンス点検、戒名の追加彫刻、墓石の修理等のアフターケアを行います。
創寿苑では、墓苑情報のご提供、お墓ディレクターによるコンサルタント、墓石デザイン・施工から建墓後のアフターフォローまで、当社ならではの安心できめ細かなサービスをお約束いたします。
◆建墓前のお墓に関しての各種ご相談について(創寿苑へリンクします)
◆建墓後のアフターケアについて(お墓レスキューへリンクします)
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お墓選びでまず考えなければならないのは宗教的な条件です。
家の宗教・宗派をできるだけ詳しく確認した上で、
寺院墓地を選ぶ必要があります。
たとえば禅宗には曹洞宗や臨済宗などがありますし、密教には天台宗と真言宗があります。また、各宗には宗派があり、たとえば真言宗は豊山派・智山派・高野山派などに分かれています。
特定の宗教に帰依していない場合には、宗教が自由となっている市営墓地や民営霊園があります。
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墓地が市街にあるのか郊外にあるのか、墓所の広さはどれくらいか、どんな石でお墓を建てるのか、など、条件によって価格も大きく変わるので一概には言えません。ただし、ある調査によると、墓所使用料と墓石代を含めて全国平均で約167万円とのことで、東日本では200万円と2割近く高く、西日本では155万円で1割近く安くなっています。都心と地方との価格差も決して小さくありません。
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お墓を建てる方のニーズによって、ポイントの優先順位は変わってきますが、

自宅からの距離、所要時間を確認

交通手段(車、鉄道、バスの利用可、不可を確認)

価格(永代使用料以外に必要な管理費等の有無を確認)

管理運営者(寺院、公営、民間運営かの確認)

環境・施設(駐車場、法要施設等の有無を確認)

周辺環境の確認
などが挙げられます。
自分たちの代のことだけでなく、子々孫々まで長く使うということを熟慮して判断したいものです。
◆霊園、寺院墓地の現地見学会のご案内について(創寿苑へリンクします)
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お墓に関する法律として、「墓地、埋葬等に関する法律」というものが国によって定められています。
法律上で「埋葬」とは、「死体(妊娠4ヵ月以上の死胎を含む)を土中に葬ること」で(第2条)、「埋葬又は火葬は(中略)死亡又は死産後24時間を経過した後でなければ、これをおこなってはならない」と定められています(第3条、妊娠7ヵ月未満の死産のときは除く)。
また「埋葬または焼骨の埋葬は、墓地以外の区域にこれを行ってはならない」とされているので(第4条)、自宅の庭などにお骨を埋めることはできません。
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お墓で使用する石の色と種類
お墓はどんな色がいいのかという決まりはありません。東北地方では
黒御影石が人気ですが、関西地方では
白御影石に人気があります。
和型墓石に比べて
洋型墓石には多種多様な色の石材が使われており、赤御影石をはじめ、茶色、緑色、ピンク色など、カラフルです。
お墓の形について
ここ数年での傾向としては、洋型墓石、デザイン墓石の御注文が増えております。
特に、デザイン墓石は、お客様のオリジナルのデザインであることから、故人のことを想い、お客様が石材店にまかせるだけでなく、一緒になってお墓作りを考えていくという想いを形にした墓石デザインと言えます。

◆お墓のデザインについて(創寿苑へリンクします)
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お墓の基本構成
墓碑銘について
お墓にどんな文字を刻むかは基本的に自由です。
「○○家之墓」と彫刻する場合が多いですが、仏教に深く帰依している場合には、「南無阿弥陀仏」「南無妙法蓮華経」といった念仏や題目を刻む場合もありますし、「和」「絆」「愛」といった好きな言葉を刻んだものも増えてきました。
特に両家でひとつの墓所を共同で使うという場合には、お墓の中央には好きな言葉で墓碑銘を彫刻し、家名は小さくあしらうというケースも見受けられます。

墓石工事について
お墓を建立する工事は家を建てる場合と似ています。
表面上は見えなくなりますが、まずは鉄筋やコンクリートなどで
基礎工事をし、お骨を入れるための
カロートを作ります。
その土台の上にお墓が据え付けられることになりますが、この基礎工事がとても重要です。
耐震施工について
「泰震」は、優れた免震性と耐久性で、地震から墓石を守ります。
墓石の倒壊を震度7の地震から守ります。
「泰震」は、地震による振動を抑え、墓石にかかる負担を、大幅に軽減させることができます。